DIPS APP等でリモートIDの発信情報を書込み

リモートID

「DIPS APP等でリモートIDの発信情報を書込み」とは?

登録で発行された識別情報(登録記号)を、機体(またはリモートID機器)に“入れて”、飛行中に電波で名乗れる状態にする作業

 結論を一言で言うと、「機体登録で発行された登録記号を、リモートID機能(内蔵 or 外付け)に書き込み(ひも付け)して、飛行中に発信できる状態にする」ことです。

 「登録=番号をもらう」「書込み=その番号を機体に入れる」と覚えると迷いません。

まず確認:DIPS APPとは何ですか?

 DIPS APP(ディップス・アプリ)は、国土交通省(航空局)系の「DIPS(ドローン情報基盤システム)」に関連する 公式のスマートフォンアプリ(ドローンポータルアプリ)です。
 その機能の一つとして、登録した識別情報をリモートID機器等へ書き込む(=今回のテーマ)ことができます。

重要:この記事で言う「DIPS APP等」の “等” は、メーカーアプリ(例:DJI Fly)など、
機体側に内蔵されたリモートIDへ情報を取り込むためのアプリを指します。

なぜ「書込み」が必要?(やらないと何が困る?)

ポイント

 リモートID機能は、飛行中に「この機体はだれの/どの登録番号の機体か」を電波で発信する仕組みです。
 だから、機体登録で発行された登録記号(識別情報)を、機体(または外付け機器)の中に入れておかないと、「名乗るための情報」が入っていない状態になることがあります。

覚え方(超シンプル)

  • 登録:登録番号(登録記号)をもらう
  • 書込み:その番号を機体(内蔵ID)または外付け機器に入れる
  • 発信確認:ちゃんと電波で名乗れているか、受信して確かめる(端末条件あり)

あなたはどっち?(内蔵型/外付け型)

A:外付けリモートID機器を使う(またはDIPS APPで書込みするタイプ)

 DIPS APPの「リモートID書込」機能を使い、外付け機器へ識別情報を書き込む流れです。
(接続可能な状態にする必要があります)

B:リモートID内蔵型(例:DJIなど)で、メーカーアプリで「インポート」する

 DIPS APPではなく、メーカーアプリ(例:DJI Fly)の「インポート」機能で、
ドローン登録システムにログインして機体へ書き込み(インポート)します。

手順A

外付け(またはDIPS APPで書くタイプ)の「書込み」手順

事前準備:機体登録が完了して登録記号が出ていること/DIPS APPにログインできること/書込み対象の機器を「接続可能な状態」にできること。

  1. DIPS APPを開き、対象機体の画面(機体詳細)へ進みます。
  2. リモートID書込」を押します。
  3. 「接続可能機体一覧」から、書込みたい機器(機体/リモートID機器)を選びます。
    ※一覧に表示させるには、書込みたい機器を接続可能な状態にしておく必要があります。
  4. 表示される機体情報を確認して「OK」を押し、書込みを実行します。
  5. 書込みが完了すると、機体一覧で書込状況が「」になります。
つまずきポイント:「接続可能機体一覧に出ない」場合は、機器側が“接続待ち状態”になっていないケースが多いです。
機器の取扱説明書で「ペアリング/接続待ち」の手順を確認してください。

手順B

内蔵型(例:DJI)の「インポート」手順(メーカーアプリ)

こちらはDIPS APPではなく、メーカーアプリ側で「インポート」します。
DJIの案内では、ドローン登録システムのID/パスワードでログインし、「同意して連携」を行うことで、機体にリモートIDが書込み(インポート)される手順が示されています。

  1. 機体と送信機を接続し、メーカーアプリ(例:DJI Fly)を開きます。
  2. リモートIDの画面で「インポート」を選びます。
  3. 表示されるログイン画面で、ドローン登録システム(DIPS)のログインID・PWを入力します。
  4. 同意して連携」をタップし、インポート完了表示(例:「インポート済」)を確認します。
  5. DIPS側の通知メールや、機体画面で「インポート済」等の表示になっていることを確認して完了です。
注意:画面名称や導線はメーカー・機種・アプリ版本で変わります。メーカーの公式手順に従ってください。

書込みできたかの確認(発信確認)

 DIPS APPには、発信情報(リモートID情報)を確認する機能があります。
 ただし、公式マニュアルでは端末が対応していない通信規格の場合や、iOS端末では「発信確認」ボタンが非表示になる旨が説明されています。

 もし「発信確認」が見当たらない場合は、まず端末の対応状況(Bluetooth / Wi-Fi規格)を疑ってください。
 そのうえで、機器が対応規格で正しく発信しているか(機器側設定)も確認します。

よくある質問

Q&A(ここだけ読めば迷いが減ります)

Q:登録したのに、なぜ書込みが必要なの?

A:登録は「番号(登録記号)を発行する」手続きです。書込みは、その番号を機体(内蔵)/外付け機器の中へ入れて、飛行中に発信できる状態にする作業です。

Q:DIPS APPを入れれば全部できる?

A:機種によっては、メーカーアプリ側でインポートする方式になります(例:DJI)。その場合は、DIPS APPではなくメーカー公式手順に従ってください。

Q:「接続可能機体一覧」に出てこない

A:機器側が“接続待ち状態”になっていないことが多いです。機器の取扱説明書で「ペアリング/接続待ち」の手順を確認してください。

公式リンク(一次情報)