ステップ2:機体登録(飛ばす前の必須入口)

ステップ2:機体登録(飛ばす前の必須入口)

 屋外で飛ばす100g以上の機体は、登録が必要です。登録されたら、機体に登録記号を表示し、リモートID機能を備えることが求められます。

 登録は「飛ぶ許可」ではなく、機体を識別するための入口です。ここを終えないと、そもそも次の手続きへ進めません。

ステップ2/5

機体登録(飛ばす前の必須入口)

 登録は「飛ぶ許可」ではなく、機体を識別するための入口です。

 ここを終えないと、次の手続き(申請判断)へ進めません。

先にこれだけ(結論3つ)

  1. 登録されていない無人航空機は飛行させることができません(制度開始以降)。
  2. 登録が完了すると登録記号が発行されます。機体へ鮮明に表示してください。
  3. 登録後は、リモートID機能(識別情報の発信)も関係します(免除される場合あり)。

1)「登録が必要な人/機体」を最短で整理

屋外で飛ばす予定の人(特に100g以上)

 屋外で飛行させる場合、「ドローン登録」が義務化されており、登録されていない無人航空機を飛行させることはできません

登録後に必ずやること(2つ)

登録記号を機体に鮮明に表示
リモートID機能(識別情報の発信)を備える(必要な場合は、アプリで発信情報を書込み

2)登録の流れ(迷わない4ステップ)

 公式ポータルの流れを、操縦士向けに「迷子にならない順番」で並べました。

STEP 01:申請(所有者・使用者・機体情報を入力)

 所有者・使用者の情報、機体の製造者/型式/製造番号などを入力して申請します(オンライン/書類提出)。

STEP 02:本人確認 → 手数料の納付

 本人確認を行い、納付番号等が発行されたら手数料を納付します。支払いはクレジットカード/ネットバンキング/ATMが案内されています(申請方法によって納付方法が異なります)。

STEP 03:登録記号の発行 → 機体へ表示

 手続きが完了すると登録記号が発行されます。機体に鮮明に表示してください(表示は「忘れずに」が公式マニュアルでも強調されています)。

STEP 04:リモートIDの発信情報を書込み(必要な場合)

 飛行前に、指定アプリ(DIPS APP等)やメーカーアプリで、リモートID機器等に発信情報を書込みます(搭載が免除される場合もあります)。

3)登録前に準備するもの(個人/法人で入力が変わります)

 ここを先に揃えておくと、入力が一気に楽になります。新規登録では、所有者情報・機体情報(型式/製造番号等)・リモートID情報・使用者情報が必要です。

区分 主な入力項目(例) メモ
所有者情報 氏名/住所/生年月日/電話番号/メール 等(法人は法人番号・代表者・担当者情報 等) 法人は「担当者」情報も入力項目になります
機体情報 製造者名/型式名/機体の種類/製造番号/リモートID有無 改造・自作の場合は重量・寸法・画像など追加項目あり
外付リモートID情報 外付型の場合:機器製造者名/形式/製造番号 外付タグを後付けしたら変更申請の論点になります
使用者情報 氏名/住所/電話番号/メール 等(法人は法人番号・担当者情報 等) 「所有者=使用者」でない場合は特に注意

補足:オンライン申請では、同一所有者の機体を最大20台まで同時に申請できる案内があります。複数台ある人は「まとめ申請」が楽です。

4)本人確認と手数料の納付(詰まりポイントだけ先に)

本人確認(オンライン)

 登録ポータルでは、オンライン本人確認として マイナンバーカード/運転免許証/パスポート が案内されています。
 マイナンバーカードは券面情報の読み取り(スマホが便利)に注意してください。

手数料の納付

 本人確認が終わり、申請内容の確認が終了すると、納付番号納付用URLがメール等で通知されます。
 支払いは クレジットカード/インターネットバンキング/ATM が案内されています。

注意:本人確認を郵送で行う場合、クレジットカード納付ができない、と案内されています。

5)登録が終わったら「登録記号の確認」→「機体へ表示」

 新規登録がすべて完了すると、完了メールが届きます。メールを確認し、登録記号と登録情報を確認してください。
 そして、飛行させる際は登録記号を機体に表示する必要があります(忘れがちなので注意)。

現場でやること(最小)

6)有効期間(3年)と更新(忘れると“未登録扱い”になります)

 機体登録には有効期間(3年)があります。期限が来る前に、DIPSの「有効期間の更新」から更新手続きを行います。
 更新でも本人確認と手数料納付が必要で、更新と同時に登録情報の変更もできる、と案内されています。

実務メモ:更新を忘れると「登録が切れた機体」になり、飛行できない状態になります。
機体が多い人ほど、登録日(=更新時期)を“台帳で管理”しておくと事故が減ります。

つまずき防止

よくあるつまずき(ここだけ先回り)

つまずき1:所有者と使用者を混同する

 「会社の機体を、担当者個人の名義で進めてしまう」などが典型です。登録は“誰が所有し、誰が使うか”の整理が先です。

つまずき2:メールの到達確認(確認操作)を忘れる

 登録手続きの中に「到達確認(メール確認)」が含まれます。途中で止まる人は、まずメールを確認してください。

つまずき3:登録記号の表示・リモートIDの書込みを後回しにする

 「登録は済んだのに、現場で飛ばせない」原因の多くがここです。登録完了後は、表示と(必要なら)書込みまで“セット”で終わらせてください。

公式リンク(一次情報)

次に読む(登録が終わったら「申請が必要か」を判断)

 登録が終わったら、次は「あなたの飛ばし方が特定飛行に当たるか(=申請が必要か)」を整理します。
 ここを先に決めると、許可・承認や飛行計画通報の迷いが激減します。