記事2|飛行後点検と「定期点検」のコツ――壊れる前に止める記録の作り方

記事2|飛行後点検と「定期点検」のコツ――壊れる前に止める記録の作り方

飛行後点検は、飛行前より軽く見られがちですが、実務では逆です。
結論は、**飛行後点検は「次回の事故を防ぐ点検」**であり、ここで拾った違和感が次の現場を救います。

現場の型:飛行後点検は「熱・緩み・汚れ」を見る

飛行後は、機体が温まり、緩みが出て、汚れが付着しています。
飛行前には見えない異常が見えます。

熱:バッテリーが異常に熱い、膨張している

緩み:プロペラの緩み、アームのガタ、ネジの緩み

汚れ:砂、草、塩分、雨、水滴(特に端子やモーター周り)

記録の型:長文にしない

記録は「丁寧に書く」ほど続きません。
おすすめは、1行で残すことです。

例:
「3/10:機体A、右前プロペラ小傷→交換」
「3/10:バッテリー2、膨張気味→使用停止」

この1行が、次の事故を止めます。

よくある失敗

「飛行後は片付けが忙しく、点検しない」ことです。
片付けの前に、“触る場所だけ触る”点検を挟むと続きます。

次に読む(内部リンク)

(内部リンク)安全体制:現場ルール化(誰が点検するか)

(内部リンク)トラブル時の判断:異常を感じたらどうするか

(内部リンク)立入管理:現場での役割分担

関連記事

  1. 記事1|飛行前点検は「3分で回す」――忙しい現場でも抜けない最小セット

  2. 記事2|緊急時対応を“短く”決める――中止→帰還→連絡の最短手順

  3. 第2回|国家資格がないと飛ばせない?登録したら自由?よくある誤解を整理 

  4. 記事1|“中止の基準”を先に決める――風・電波・人流の3つだけ見ればいい

  5. 第3回|ドローン国家資格の取り方:申込→学科→実地→取得後までの全体手順

  6. 記事2|立入管理の「声かけ台本」