記事1|飛行前点検は「3分で回す」――忙しい現場でも抜けない最小セット

点検・整備(飛行前/飛行後/定期)

記事1|飛行前点検は「3分で回す」――忙しい現場でも抜けない最小セット

点検は「丁寧に全部やる」ほど良い、とは限りません。現場で事故が起きるのは、点検が重すぎて形骸化し、結局抜けるからです。

結論は、飛行前点検は“3分で回る最小セット”を固定し、毎回100%実施することです。

現場の型:飛行前点検を3ブロックに分ける

1つ目は 機体の外観。プロペラ、アーム、ジンバル周りなど、壊れていたら飛ばせない箇所です。

2つ目は 電源とバッテリー。残量だけでなく、膨張・端子・ロックを見ます。

3つ目は 環境と中止基準。風、周囲の人、離着陸場所。ここを見ずに飛ばすのが一番危険です。

点検の目的は「異常を見つける」ではなく、異常がある状態で飛ばさないことです。

ありがちな失敗

「バッテリー残量があるからOK」で飛ばすことです。

残量があっても、ロックが甘い、膨張している、端子が汚れている、という事故は起きます。

すぐ使える現場ルール(短文で)

  • 「飛行前は“外観→電源→環境”の順に3分で終える」

  • 「1つでも不安があれば飛ばさない。撮影はまたできるが事故は戻らない」

次に読む(内部リンク)

  • (内部リンク)点検・整備:飛行後点検と記録の残し方

  • (内部リンク)トラブル時の判断:中止基準(風・電波・人流)

  • (内部リンク)立入管理:線引きの決め方

関連記事

  1. 入口1:立入管理(第三者を入れない・近づけない)

  2. 記事2|異常が起きた“後”の型――記録・説明・報告を迷わない順番にする

  3. 第6回|ドローン国家資格は難しい?学科・実地の難易度と“落ちない対策” 

  4. 第2回|国家資格がないと飛ばせない?登録したら自由?よくある誤解を整理 

  5. 記事1|“中止の基準”を先に決める――風・電波・人流の3つだけ見ればいい

  6. 第1回|ドローン国家資格とは?一等・二等で「何ができる」を最短で整理