【2】人の立ち入りが困難な「狭い空間」の点検に活躍する小型ドローン
センシンロボティクスによる狭小部点検サービス提供開始
株式会社センシンロボティクスは、狭小部点検サービス『SENSYN EXPLORER(センシン エクスプローラー)』を提供開始した。
少子高齢化やインフラの老朽化を背景に、点検分野におけるドローン活用のニーズは年々高まっている。
煙突・タンク・配管内部、配管路等の「狭所空間」は、人の立ち入りが難しい課題とされてきた。そのため、こういった場所の「小型の点検用ドローン」の需要は高い。
今回、株式会社センシンロボティクスが提供する『SENSYN EXPLORER』は、狭小部も含む点検対象に最適なアプローチを行い、画像・動画を取得、アウトプットを行うサービスだ。独自のデバイスも含め適材適所のドローンの機種選択を行うことで、従来の足場を組み立てる作業を軽減、高所作業時の事故リスクなく、工期とコストを大幅に圧縮することが可能になる。
取得データの活用においても、サマリ―報告はもちろん、3Dモデル、オルソ画像といったアウトプットの提供、データをクラウド管理・共有することも可能としている。
今回のサービス提供にあたり、石油プラントや製鉄所など複数の施設内の暗所・高所・狭所空間で実証を行い、その有用性を確認したという。

実証内容は以下の通りである。
撮影した静止画、動画を対象施設の画像図面3Dモデルに紐づけてクラウド上で管理
画像にマーキングやコメントを記載し共有するといった点検業務に必要な機能をサポート
【利用シーン】
1. 煙突・タンクなど高所の目視点検代替
足場設置費用の大幅なコスト削減
2. パイプ・ダクト・通気口など狭所閉鎖空間の目視点検代替
一般的なダクト(内径50cm)であれば途中に障害物があっても飛行可能。
垂直方向上下に延びている場合でも飛行することで撮影可能。
3. 狭所空間全般の目視点検代替
集合管や天井部分など、点検時には足場が必要な場所での目視点検代替。

【サービス内容】
計画/管理からサマリー報告納品までを行うフルパッケージ、
撮影を行い、その場でデータを渡す素材提供プランなど。
https://youtu.be/Vi7NsVJaERU
センシンロボティクスでは、点検内容・対象に合わせたサービスを一気通貫で提供している。
自社開発機体も含め、複数の機種を用意し、マルチベンダー体制で運用している。
顧客課題に応じたベストな組合せを実現することで、これまで容易には出来なかった「狭小部の点検」を実現可能にした。
狭所空間を点検するためには、GPSが受信できないような場所でも自動操縦可能なドローンが必要不可欠である。
それに対応した小型の産業用ドローンも発売されてはいるが、100万円前後するものなどが中心である。
それらを複数管理運用するには、同社のような会社へ「外注」することになるだろう。
必要な箇所を効率よく、的確なドローンに替えながら点検をすることを考えれば、「狭所空間を点検」をマルチで行ってくれる同社のような存在は、有難い存在となる。
ただ、場所によっては、Mavic Mini2などだけで、すんでしまう場合もあるだろう。
そういったことを的確に判断するにも、結局は、自らドローンに関する知識を身につけることが強みとなる。
