【1】レスキュー活動でドローンを活用~ドローン×ARグラスで災害現場の要救助者を発見する!
mofmofが技術協力したAI・ARを駆使した 「3rd eyeドローン」1月8日に実証実験を実施
~レスキュードローンシステム実証実験・目視では確認不能な建物の屋上に取り残された要救助者をARグラスで視覚的に特定に成功~
株式会社mofmof(東京都渋谷区)は、株式会社ロックガレッジ(茨城県古河市)の開発するドローンの映像をAIによって解析し抽出された人影を、ARグラスに表示させることで視覚的に対象の位置と距離を把握する「AI・ARを駆使した 3rd eyeドローン」に技術協力し、この度2021年1月8日に実証実験を実施した。

■ドローンが発見した人を視覚的に把握/災害現場での要救助者発見を想定した実証実験に成功
「3rd eye ドローン」は、ロックガレッジが開発したドローンの映像をAIによって解析し抽出された人影を、ARグラスに表示させることで、視覚的に対象の位置と距離を把握することを可能とするシステムである。
mofmofは今回、実証実験における開発に技術協力という形で参加。
福島ロボットテストフィールドにて2020年1月8日に行われた実証実験では、災害現場での要救助者発見を想定し、目視では確認不可能な建物の屋上に取り残された要救助者をARグラスで視覚的に特定することに成功した。
■開発の背景
近年、ドローンの広がりとともに容易に空からの視点を得られるようになり、その機能は災害対応にも利用されるようになっている。
しかし、その映像は端末の画面に表示されるのみで、詳細な状況把握のためにその映像を複数人で囲って確認するといった非効率的な行為が行われることもしばしば発生している。
他にも、撮影した空撮写真をもとに後処理を施すことで3次元地形を復元する(ドローン用SFMサービス。Pix4D等)といった手法も一般的になりつつあるものの、処理に一定の時間を要するため、現場で利用するにしてもスピーディーな対応が難しい状況となっている。
ゆえに現時点では空から得られる情報の利用は迅速であるとは言い難く、一秒を争うような現場においてはその時間差が命取りとなりうる。
そこでロックガレッジは、「3rd eye ドローン」の開発に着手し、ドローンによる第三者視点が、人類の第三の目として自然に機能し、その視覚を拡張するソリューションをAI・AR技術を駆使して実現した。
■今後の展望
「3rd eye ドローン」は消防署、警察署等のレスキュー活動への従事者を対象としている。ドローン自体は現在も救助活動時の情報収集に用いられているもののデータ処理と伝達に時間が必要であり、運用は非効率的であるため、「3rd eye ドローン」を活用することで視覚情報の拡張によりその運用効率を最大限高めることができる。
公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構主催イノベーション創出プラットフォーム事業の採択を受けて開発を進めている事業であり、今後も主にイノべ地域における消防署等と連携し、更なるシステムの完成度を高めるべく開発を進めていく予定だ。
また、レスキュー活動以外に点検などの他分野でもドローンの映像と抽出対象物の位置特定のニーズは高く、応用可能であり、今後、用途範囲の拡張を模索していくという。
■mofmofの協力範囲
今回mofmofは、3rd eye ドローンの複合現実(MR)技術において技術協力をした。
今後もmofmofは、新しいテクノロジーの発展に向けた技術協力を進める予定だ。
ドローンとAIによる組み合わせにより、ドローンの活用範囲は、無限に広がると考えられる。株式会社ロックガレッジは、茨城県古河市にあるドローンハードウェア・ソフトウェア開発、ロボット制御開発・システムアーキテクトを主な業務とする企業だ。古河市といえば、河川敷の広いドローン練習場を、全国の方に無料で開放しているドローン操縦士にとってはありがたい自治体である。
