近年、ドローンはGPS機能が搭載されていたり、バッテリー機能も優れていたりと、様々な機能が向上しています。
どうして、DJI社のドローンを中心に、こんなに手ごろな値段で性能の高いドローンを手に入れることができるようになったのでしょう?
そして、業務目的の利用も可能な低価格のドローンがどうして、今、生まれたのでしょうか?
それは、一般向けに売られているカメラやセンサー類やバッテリーが小型化・軽量化して、少ない電力でも稼働させることができるようになったからなのです。
また、ドローンで空中から撮影した解像度の高い写真や映像のデータをドローン本体に残すためには、ドローン本体に搭載されているハードディスクが大容量であることが必須です。極小でありながら大容量のMicro SDカードがこれを可能にしました。これも、スマートフォンやタブレット端末(アップル社製品を除く)で一般的になっているMicro SDカードが普及して、以前よりも安価に入手できる影響が大きいでしょう。
例えば、Amazonや楽天などのオンラインショップでは、Micro SDカードの512GBの容量のものであっても1万円以下で売られているものも多いです。
このように、ドローンの進化は、スマートフォン製造技術の劇的な進化と、大量普及に連動しているといえるのです。
GPS機能を活用したスマートフォンの地図アプリで、現在地や行き先を確認することは、多くの人にとって日常的に活用している、今では当たり前となった機能です。
このようなGPS機能の活用は、ドローンの多くでも採用されています。
GPS機能の高性能化は、ドローンの操作性の向上に大きく関係していて、今後の幅広いドローンの活用にも必要不可欠です。
現状でもすでに「Mavic2」や「Phantom4 PRO」など、DJI社のドローンで、自動操縦も可能であり、スマートフォンやiPadなどのタブレットのアプリと連携させることで実現させている場合が多いです。
そのため、GPS機能が搭載されたドローンの機体を持ってさえいれば、スマートフォンのアプリと連携させることで様々な使い方をすることができます。たとえば、「GS PRO」というiPadアプリがあり、DJI社のドローン「Mavic2」や「Phantom4 PRO」などにも対応しています。このアプリをドローンと組み合わせて使うことで、
① 特定の飛行領域を指定することで、その特定のエリアからドローン機体が出られないようにすることができます。
→バーチャルフェンス機能
② アプリの地図上で飛行経路を設定し、離陸時にボタンを押すだけで、その決められたルートに従い、着陸まで自動でドローンを飛ばすことができます。
実際、スマートフォンやiPadなどのタブレットと、ドローンのプロポ(送信機)を接続し、アプリを連動させることで、自動操縦を行ったり、3D化したりするなどの、より高度な機能も手軽に活用できるようになりました。
