4/28に発表されたDJIの最新ドローンMavic Air 2
4/28にDJIの最新ドローンMavic Air 2が発表、同時に、DJI公式オンラインストア
https://store.dji.com/jpで発売された。即日に購入した人でも、製品の到着は5月中旬以降となっているため、実際には、5月下旬くらいからMavic Air 2を飛行させるドローン操縦士がでてくるだろう。Mavic Air 2は、ドローン機体とプロポ、バッテリーを合わせて、税別の定価は96,000円。重量は570gと、200g以上のドローンとなるため、航空法の無人航空機に該当する。
1つのバッテリーでの最大飛行時間は34分なので、Mavic2シリーズの31分を上回る。現時点では、Mavic Air 2は、Mavic2シリーズに匹敵、一部は上回る性能である。
Mavic2シリーズと同様、4K動画が撮影でき、Mavic2 Zoomと同様、静止画像の解像度は、4800万画素ある。
この点においては、動画も、静止画像もMavic Air 2のほうが優れていると考えてよいだろう。
というのも、動画撮影に関しては、Mavic2が「4K30p」に対し、Mavic Air 2は4K60p」。「4K30p」と「4K60p」の違いについては、次のコラムに譲るが、簡単に言ってしまえば、「4K60p」の方が滑らかな動画になる。
写真(静止画像)についてはどうだろう。Mavic Air 2もMavic2 Zoomも静止画像の最大解像度は、4800万画素である。
Mavic2 Zoom の場合は、ズームレンズで撮影した10枚の写真を擬似的に自動で結合され作成される高解像度写真である。一方、Mavic Air 2は、4800万画素の画像が、を擬似的ではなく、直接撮影できる。
これらの機種はいずれも、DJI独自規格の動画伝送システムOcuSync2.0(オキュシンク2.0)が採用されており、日本での電波の最大伝送距離がMavic2の5kmに対し、Mavic Air 2では、6kmに拡張された。
重量905gのMavic2 Zoomは、税別の定価が150,000円であるから、現在Mavic2シリーズを持っていない人であれば、Mavic2 Zoomよりも、Mavic Air 2を購入する人も多いのではないだろうか。ただ、Mavic2シリーズを持っている人は、あえて、Mavic Air 2も購入する必要性は薄いかもしれない。
Mavic2シリーズの方が重量がある分、より安定した飛行を行うことができる。また、これらのうち、「ズーム」が可能なのは、Mavic2 Zoomだけであり、また、ハッセルブラッド製カメラなのは、Mavic2 Proだけである。
確かに、機能面と価格からいえば、Mavic2 Zoomよりも、Mavic Air 2とはいえるが、「あまりに新しすぎる」機種のデメリットはある。
Mavic2 ZoomやProの場合、発売されてすでに1年半以上経過しているため、本体に内蔵されているプログラムや、スマホアプリと連動するアプリのプログラム修正アップデートが何度となく行われており、また、DJI社のサポートに関しては、ドローン自体の不具合や、操作関係の不具合などのユーザーからの問い合わせ内容もパターン化されており、解決することが容易だ。
また、付属品や、ケースなども正規品以外にも充実しているし、市場にも大きく出回っており、入手しやすい。
操作方法など、インターネット上で検索しても多く出てくる。すでに操作マニュアル的なものも、公式・非公式含め多く出回っているし、周囲のドローン操縦士仲間がいる場合は、同じ機種を持っているので情報交換もできたり、バッテリー等の貸し借りも可能だったりする。
一方で、発売されたばかりのMavic Air 2の場合、こういったメリットがない。また、付属品なども品切れが多かったり、故障など生じ、原因がすぐに分からなかったりする場合も多いだろう。
さらに、200g以上のドローンの場合、航空法での無人航空機に該当するから、Mavic Air 2もMavic2と同様、「人口集中地区」や「空港周辺」または、「承認を必要とする飛行方法」で飛行させる場合、国土交通省へ飛行許可・承認申請する必要がある。
その場合、DIPSでは、「ドローン機体の登録」を行うが、Mavic2 ZoomやProの場合、国土交通省のドローンのリストにすでに載っているので、選択肢から、Mavic2 ZoomやProを選択するだけで良い。一方、Mavic Air 2は、まだ、国土交通省のドローンのリストに掲載されていないため、記載されるまで(3か月以上はかかるのではないだろうか)、追加のデータや画像等を提出する必要になる。
ドローンは、ある程度の重量があった方が飛行させるときに安定する。Phantom4は、1.5kgくらいあるため、900gのMavic2と比較すると、多少風が強くても、より安定した飛行ができる。しかし、Phantom4は、折りたたみができなく、持ち運びが大変である。そういったことも考えれば、Mavic2の安定度は、多くの人にとって十分満足のいくものだと思う。570gのMavic Air 2と、その約1.5倍のMavic2 ZoomやPro。当然、安定度は、Mavic2 に軍配が上がるが、あとは持ち運びの際に体感する重さをどうとらえるか。ドローンで撮影する場合は、多くの人は、バッテリーも持ち歩く。予備バッテリー数個分の重さも配慮すると、Mavic Air 2とMavic2の重さの差もそれなりに大きいものになってくるだろう。そういった点を考えると、人によって、メリット、デメリットの比重は変わってくる。
Mavic2 ZoomかProをすでに持っている人は買い替える必要はないと思う。
ただ、もう一台予備として追加で無人航空機の購入を考えていた人や、無人航空機をまだ1台も持っていない場合、以上のメリットとデメリットを考えて、自分にとって都合の良いドローンを購入するとよいだろう。
Mavic Air 2と、Mavic2 Zoomと、Mavic2 Proどれも優れている。ただ、「ズーム」はなくてよく、「ハッセルブラッド製カメラ」かどうかこだわりがない場合、1年半以上の差がある「新製品」Mavic Air 2がやはり、コスパ的に最も優れているといえる。
DJIドローンの比較(Mavic-Mini,Mavic Air,Mavic-Pro)
https://www.dji.com/jp/products/comparison-consumer-drones
DJI公式オンラインストアhttps://store.dji.com/jp
