【2】カメラを真上に向けることのできる320gのParrot製ドローン ANAFI

フランスのParrot社の一般向けドローンANAFIは、2018年7月16日に、日本仕様が約9万円で発売されている。
このドローン機体は、バッテリーを含む重量320gで、カーボンファイバーでできており、小さく折り畳んで持ち運ぶことができる。
搭載カメラは、4K画質の動画と2,100万画素の写真が撮影できる。一方、最大2.8倍のデジタル・ズームに対応している。
1回の充電で約25分間の飛行が可能で、最高速度は時速55km、操縦可能距離は4kmだ。
障害物回避技術は搭載されていない。
DJI製のドローンと比較した時、費用対効果は、全体的には、DJI社製の方が上のように思える。
ただ、チルト可動域が90度(真上にカメラを向ける)まで可能というのは、DJI製の一般向けドローンには、現在のところ存在しない。
また、小型ながら2.8倍のズームが可能だ。
一般に、空撮等の用途の場合、現状では、DJI製のものを購入する人が多いと思われる。
しかし、「点検用途」に限定してドローンを活用する場合は、小型ながらチルト可動域が90度(真上にカメラを向ける)まで可能で、かつ、ズーム2.8倍に対応というのは、かなりの魅力となる。
【1】で取り上げた「イワサキ球体ドローン」に関し、Mavic2などのDJI製ドローンに対応した球体もすでに同社から販売されてはいるが「点検用途」で活用したい場合は、現状のところ、Parrot社のANAFI対応の球体の需要が多いと思われる。
ちなみに、Parrot社は、現在の「一般向けドローンの元祖」ともいえる「AR.Drone」を 2010年10月に発売している。
