Mavic Miniの後継機Mavic Mini2が1年たたずに、もう発売

【2】Mavic Miniの後継機Mavic Mini2が1年たたずに、もう発売

 200g未満の高性能ドローンDJI Mavic Mini が2019年11月14日に発売されて1年。
 その後継機であるDJI Mavic Mini2が、2020年11月12日に発売された。

 前モデルのMavic Miniは、DJIと世界中のドローン操縦士にとって、重量、安全性、性能面、コストパフォーマンスといった点で前例のないバランスの良さを示し、画期的な製品だった。

 Mavic Miniは、安全性の高いドローンカテゴリーの一つとして、ドローンの初心者に最適なモデルであると同時に、経験豊富なパイロットも驚くような高性能ドローンである。DJI Mini 2では、これらの点がさらに改善され、進化したドローン性能が搭載されている。

 「トイドローン」でありながら、DJIの他の無人航空機と同様、空港など飛行が規制されているエリアにドローンが入らないようにするジオフェンス機能、自動でホームポイントまで帰還するRTH (Return-to-Home)機能、ドローンが飛行できる最大飛行高度や距離を調整する飛行保護機能などが搭載されている。

 これらのモードや機能を組み合わせることで、「つい、うっかり」の可能性を極限まで減らし、安全にドローンを飛行させることができるように設計されている。

 前モデルMavic Miniとの違いは、主要な飛行性能に関わる機能が大幅にアップグレードされていることだ。
 Mavic2シリーズや、Mavic Air2と同様、新モデルにはOcuSync 2.0伝送技術が搭載された。
 トイドローンにOcuSync 2.0が採用されたのは初めてである。

 DJIの伝送技術OcuSync 2.0は、送信機と機体間の安定した、信頼性の高い長距離接続を可能にする。

 前モデルでは、多くの他のドローンと同様、WiFi(2.4Ghz帯)で伝送を行っていた。
 具体的には、ドローン本体で撮影した映像をデジタル変換し、無線WiFi(2.4Ghz帯)で伝送を行っていた。
 スマートフォンなども、ドローンと同じWiFi(2.4Ghz帯)を使用している。
 1台から2台程度のスマートフォンであれば、電波干渉が起こることはめったにない。
 しかし、それを越えるスマートフォンが周囲で使用されると、ドローンの映像伝送に大きな影響を与える場合がある。

 Mavvic2やPhantomなど、無人航空機であれば、人が多く集まる場所で飛行させる場合は、規制の関係であまり多くはないかもしれない。
 ただ、Mavic Mini2などは、現状では、航空法の規制対象外のため、人が多く集まる場所や屋内でも使用される場合も考えられる。

 その場合、周囲に、スマートフォンを持った人が多くいる環境下では、電波干渉という問題があり、ドローンの伝送技術が意外に重要な要素となる。

そういった意味では、今回のたった1年のモデルチェンジの最大のチェンジは、伝送技術OcuSync 2.0といってもいいだろう。

 また、OcuSync 2.0に対応ということは、DJIスマート送信機にも、対応する可能性がかなり大きいだろう。
実際、Mavic Air2も、発売から約5か月後の2020年9月22日に「DJI スマート送信機」のアップデートがあり、「Mavic Air 2」 にも対応した。
 
 DJIスマート送信機は、現在、「Mavic 2 Pro / Zoom」、「Mavic 2 Enterpriseシリーズ」、「Phantom 4 Pro V2.0」、「Mavic Air 2」に対応しているが、これらのドローンの共通しているのは、全て、伝送技術がOcuSync2.0であることだからだ。

 Mavic Miniは、プロのドローン操縦士も、ベテランの操縦士も、予備として撮影等に持っていく場合が多いと思われる。というのも、200g未満のドローンのため、航空法の規制対象外だからだ。

 そういった意味でも、もし、Mavic Mini2がDJIスマート送信機に対応すれば、スマート送信機1台で、上記の複数のドローンを操縦できることは非常に大きい。

 とはいえ、Mavic Miniをすでに購入してしまっている人にとって、Mavic Mini2に買い替えたほうがいいというわけではない。ただ、利用目的によって、上記のことに非常にメリットを感じる場合もあるかもしれない。

価格と販売時期

 DJI Mini 2はDJI公式オンラインストアstore.dji.comや、DJI認定ストア、DJI正規販売代理店および特約販売店にて2020年11月12日発売された。

 DJI Mini 2、コントローラー、バッテリー(1個)が含まれる標準パッケージ59,400円(税込)と、標準パッケージに加え、充電ハブ、バッテリー(3個)、専用キャリーケース等が同梱されたコンボセット79,200円(税込)の2つの販売形態がある。

 詳細についてはこちらよりご確認ください:

DJI Mini 2:
https://www.dji.com/mini-2

DJI Mini 2 Store:
https://store.dji.com/product/mini-2

 DJI認定ストア、DJI正規販売代理店および特約販売店は、Yahooストア、楽天、Amazonなどのインターネットショップでも販売している場合が多い。

 どこで購入しても定価販売であるが、インターネットショップで購入する場合、ポイントなどが多くつき、実質1割引前後の価格で購入できる場合もある。

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